『俺のスカートどこ行った？』10話（最終回）のあらすじや感想。原田が退職した理由は？

2019/06/17 2020/05/10

古田新太さん主演ドラマ『俺のスカートどこ行った？』が、

6月22日に最終回をむかえます！

原田が生徒たちに伝えたかったこととは何なんでしょうか？

◆

『俺のスカートどこ行った？』10話（最終話）のあらすじやキャスト、

視聴された方の感想などについてまとめました。

『俺のスカートどこ行った？』10話（最終回）のあらすじ

”やりたい事があるから”と突然教師を辞め、学校を去って行った原田(古田新太さん)。

宣告された余命をとうに過ぎている原田のことを思い、「やりたい事があるならやればいい」と明智（永瀬廉さん)たち生徒は、止めずに見送ることを選びます。

生徒たちは、原田の望みの一つだった卒業式をしようと企みます。
しかし、東条(道枝駿佑さん)は、原田が急に去ったのは、本当は身体が悪くなったせいでは、と疑問に思っていました。

東条は、長井（松下奈緒さん）と共に原田が入院している病院へ行くと、原田に学校を辞めた理由を問い質します。

修学旅行や体育祭など、これからも原田とやりたい事が沢山できたのに、勝手に辞めるのはどうして、と泣き出す東条。

「全然納得いってないから！」

その思いを受け止める原田は諭します。

「男にも女にもカッコつけて退かなきゃいけない時がちゃんとあるんだ」

「引き際は、惜しまれながら美しく、だ」

そして「原田のぶおは死なない!」と東条に約束するのでした。

卒業式のため、１日だけ学校に戻ってくる事になった原田。

校長（いとうせいこうさん）と長井は、原田の後任候補を選んでいました。

そもそも原田の願いを叶える方便として、”ダイバーシティ”という方針を掲げたという校長。

「ダイバーシティというものも、誰か個人に託そうという考えが間違えているのかも知れません。皆が自分や他人も認めあえる事であって、一人の個性のある人に託す、なんて事じゃなかったんじゃないかなと」

原田を、”ダイバーシティ代表”にして”何か特別な事をしてくれる人”だと勘違いしていた自分は愚かだ、と悔む
校長は、採用希望者の中から素敵な人を採用したいと語るのでした。

最後のホームルームで卒業式を始める原田。

「おめでとう」一人一人に原田は笑顔で言葉を贈ります。

「ありがとう」教え子たちも笑顔で応えます。

クラス一同から、原田にも卒業証書が渡されました。

堪えきれず涙する原田を、「俺らのやりたい事も聞いてよ」と屋上へ連れ出す明智・東条・
若林（長尾謙杜さん）。

眼下には何と、かつて若林が飛び降りた時と同様、原田を受け止める準備が。

「ここから飛び降りたら一回死んだも同然なんだろ？だからのぶおはここで一回死んで、余命リセットしよう」

「飛んでよ。僕たちの事を信じて」

「頼ってもいいぜ、ヤバいオジサン」本気で無茶を言う教え子たちに、「あんたちこそヤバい生徒だよ」とさすがの原田も苦笑いです。

屋上の縁に立ち、生徒の名を順に呼ぶと、思い切り飛ぶ原田！

教え子たち全員に受け止められた原田。

「ありがとね、みんな。楽しかった。じゃあね」

晴れやかに去って行く原田の背中に、ありがとうの涙声が響きました。

それから一年半後、本当の卒業式を迎える生徒たち。

そして、「俺のスカート、どこ行った?」

慌てて支度をすると、猛ダッシュで駆け抜ける原田の姿がありました。

『俺のスカートどこ行った？』10話（最終回）の感想

50代女性の感想

原田先生が途中で亡くならないで本当に良かったです。最後は本物の卒業式に出席するような展開でしたが、あの調子ではさらに何十年も生きそうな感じがしました。原田先生の娘さんも生徒達も、原田先生は不死身だと信じているような気がしました。そんな彼ら、彼女らを見ていて、原田先生も逆に勇気づけられているような感じでした。最後はとても良い終わり方だったと思います。このドラマを観て良かったと心から思いました。

30代男性の感想

のぶおが暴力教師と見えてしまう動画を加工してSNS上に流した教師の矢野は発覚後に解雇されたと思っていましたが、校長の寺尾がダイバーシティの一環として雇ったのぶおが語っていた許せる社会を実現させた、矢野の行いを許す行動に出た所と教師たちも受け入れる姿勢を見せた所に感動しました。また、寺尾が特徴的な個性を持ったのぶおならば奇跡的な変化をもたらしてくれると、寺尾自身が全く動いていなかった事を反省するという、今までのドラマではなかった校長自身が自分自身の行動を見直すという作業と悔い改める姿は画期的で、バラエティードラマながら深い物語だったと思いました。東条の心配に、原田のぶおは死なないと宣言した通りに東条たちの本当の卒業式に駆けていく姿に爆笑して、生きていて良かったとホッとしました。

20代女性の感想

最後は先生卒業式に出れるんだと思わせる終わり方と、みんなは何もなかったような清々しい卒業式を迎えているように思えました。先生のおかげで全員が仲良くなり、団結し、1番の青春時代なに刺激を受けて一生に残る時間を過ごした生徒たちを微笑ましく思いました。やりたい事をするという今の時代にあった生活の仕方を教えてくれるような最終話だと感じました。学園ドラマで大きな問題もなく、安心してみていられるストーリーでした。

30代女性の感想

のぶおが学校を突然辞めた後、すぐに入院してしまったので体が辛くて学校を辞めてしまったように見えましたが、そうではなかったと思いました。生徒達からのオリジナル卒業式を開いてもらったのぶおはとても満足していましたが、いつものように手帳にスタンプを押せていなかったので、のぶおはやりたかった卒業式だけで満足してはダメだと思い、スタンプを押さなかったのだと思います。結局のぶおは無事に生徒たちが卒業しても元気な姿だったので、本当の卒業式に参加しようとしていたのがとても良かったです。のぶおが学校を突然辞めた後、すぐに入院してしまったので体が辛くて学校を辞めてしまったように見えましたが、そうではなかったと思いました。

40代女性の感想

まさかの１話の飛び降り話がここで持って来られるなんて思いませんでした。のぶおがただの教師でないなら生徒たちの発想もありえなくてびっくりです。でも最後はあれでほんとに命がリセットされたってことなんですよね？１年半後も元気に走ってるのぶおの姿に泣き笑いでした。あと最終回は先生たちの女装が思いの外似合っていたことにも驚かされました。特に田中先生がふつうに美女ですごかったです。

40代女性の感想

凄く感動しました。皆が原田先生のためにと一生懸命に努力している姿が素敵でした。そして、東条が原田先生に不安や納得できない思いを伝えたシーンは、本当に感動しました。１人の男子高校生が、自分の思いを伝えているリアルな感じがして、凄く良かったと思いました。そして本当の卒業式の日に、バタバタ身支度する原田先生が見れて嬉しかったです。

40代男性の感想

結局のところ辞める理由、他にやりたいことがいろいろとあるからという理由で教師を辞めることになってしまったのですがもう少し続けてほしかったなという思いです。病院に入院したので大変な病かなと思っていましたが簡単に退院していましたし、周りの教え子や教師たちもみんなで抜けた穴を埋めようと一丸となっていた光景には感動しました。

20代女性の感想

のぶおが辞めると言い出した時またクラスの一致団結している感じが崩れて元に戻るのかなと思ったけど全然そんな感じではなくてむしろのぶおの為に何ができるかを考えててのぶおが与えた影響力はすごいなと思いました。余命が過ぎていると言っていたから死んでしまうんじゃないかと思っていたけど本当の卒業式の日まで生きていて、死なないと言ったことを有言実行したんだなとすごく感動しました。最後の最後まで予測できないドラマでなんちゃって卒業式の後にまさか屋上から飛び降りさせるとは全く想像してませんでした。

40代男性の感想

途中までは原田先生の体調がどうなるのかかなり心配でした。卒業式に来ることが出来ない展開も予想したのですが、そんなことどうでも良かったですね。再び学校に来た原田先生。以前ほどの力強さは感じられませんでしたがらしさは出ていました。お手製の卒業証書を生徒ひとりひとりにコメントを付けて渡す姿は特別に力を入れていたシーンでもないのに感動しました。生徒みんなが笑顔でとても良かった。その後の屋上からのダイブ。1話の逆をすることになりましたがここでも生徒の名前を呼ぶシーン。これも感動でした。何気ない脚本ですがこれほどうまくバランスが取れていたのはなかなかないのでは。そしてカツラが外れるところまできちんと貫いたところは流石です。本当の最後、再び学校にダッシュで向かう姿もやはりこのドラマらしくて気持ちよく終われました。全話通して楽しいドラマでした。視聴して良かったです。